寺院紹介

寺院紹介

大雄寺沿革

大正二年
早川教道が入町、曹洞宗説教所の許可を受ける。
大正十三年
曹洞宗大雄寺と寺号公称し、初代住職に米田二雄がなる。
昭和四年
檀信徒の浄財により本堂建立。
平成二十五年
永代供養塔建立。
平成二十六年
米田憲人が四世住職となる。
平成二十九年
庫裡・会館新築、山門境内整備。
  • 開創当時(昭和4年)の本堂

    開創当時(昭和4年)の本堂

  • 昭和61年頃の本堂

    昭和61年頃の本堂

住職挨拶

住職

四世住職
米田憲人

北海道静内町(現・新ひだか町)生まれ
平成十六年
駒澤大学仏教学部卒業
同 年
曹洞宗大本山永平寺安居
平成二十年
駒澤大学大学院 仏教学専攻
修士課程修了

これからの時代、少子高齢化、新型コロナウィルスの影響で、私たちも今までと違う社会変化が求められています。
更に家族の繋がり、地域の繋がりが失われつつある中で、一人ひとりが新たな価値観を見つけなければなりません。
その中で私たち寺院は社会に何が出来るのか、そこで私が目指す、あるべきお寺の姿を掲げます。

一、開かれたお寺

一、繋がりのあるお寺

一、安らぎのあるお寺

どんな苦境の中でも、人は知恵と勇気で乗り越えてきました。今日まで脈々と受け継がれてきた仏法の教えで、今ある命を限りなく輝かせ、最後の心の拠り所となる様、皆さまと共に歩ませて頂ければ幸いです。
また檀家は問いませんので、お手紙、お電話、メールなどお話伺います、いつでもお待ち申し上げております。

合掌

曹洞宗の教え

宗 派
曹洞宗
宗 祖
道元禅師(永平寺 高祖承陽大師)
瑩山禅師(総持寺 太祖常済大師)
本 山
永平寺(福井県 永平寺町)
総持寺(横浜市 鶴見区)
本 尊
釈迦牟尼仏
宗 旨

曹洞宗は、お釈迦さまより歴代の祖師方によって相続されてきた「正伝の仏法」を依りどころとする宗派です。それは坐禅の教えを依りどころにしており、坐禅の実践によって得る身と心のやすらぎが、そのまま「仏の姿」であると自覚することにあります。

そして坐禅の精神による行住坐臥(「行」とは歩くこと、「住」とはとどまること、「坐」とは坐ること、「臥」とは寝ることで、生活すべてを指します)の生活に安住し、お互いに安らかでおだやかな日々を送ることに、人間として生まれてきたこの世に価値を見いだしていこうというのです。

教 義

私たちが人間として生を得るということは、仏さまと同じ心、「仏心(ぶっしん)」を与えられてこの世に生まれたと、道元禅師はおっしゃっておられます。「仏心」には、自分のいのちを大切にするだけでなく他の人びとや物のいのちも大切にする、他人への思いやりが息づいています。しかし、私たちはその尊さに気づかずに我がまま勝手の生活をして苦しみや悩みのもとをつくってしまいがちです。

お釈迦さま、道元禅師、瑩山禅師の「み教え」を信じ、その教えに導かれて、毎日の生活の中の行い一つひとつを大切にすることを心がけたならば、身と心が調えられ私たちのなかにある「仏の姿」が明らかとなります。

日々の生活を意識して行じ、互いに生きる喜びを見いだしていくことが、曹洞宗の目指す生き方といえましょう。